今日は村のパンフレットの取材の日だった。
役場の方とデザイナーさんと結と一緒。
行ったことのない地域ばかりだった。
同じ村だし、ほとんど山や畑だから
自分の住んでいる地域とそんなには
変わらないだろう、と思っていたけれど
山のかんじも木のかんじも
集落のかんじも全然違っていたのに驚いた。
すごく新鮮で、村内を探検したい、
という欲求がむくむくと湧いてきた。
菅沼という地区。すごくきれい。
ここで生まれ育った73歳のおじいちゃんの話を聞いた。
昔の小川村の農業の様子などを話してもらった。
大小豆、麦をつくっている地域、
それよりすこし標高が高くなると麻とそばをつくっていたという。
養蚕も盛んで、立ってるのがやっと、という斜面で
蚕のえさとなる桑を育てたという。
そのほか、たばこ、ホップもつくっていたらしい。
それより前になると柿や楮もよくつくったとのこと。
聞けば聞くほど、昔の小川村の風景というのが
見えてきておもしろかった。
最近、どんな風に野菜を売ったらいいのかな、とか
どんなやりかたで農園と暮らしを両立できるかな、とか
ぼんやり考えるんだけれど、
今日、村の人の話を聞いて「自給農家」について考えることが
我が家にとっても、村にとっても
何かヒントになるような気がした。
こうやって人と話すことで、新しいことを思いつくことができる。
取材で行ってるんだけど、それ以上に意味があるなあと思いました。
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