旧六月七日
先日、九十三歳になるばあちゃんが亡くなりました。
今日が誕生日、九十四目前でした。
日帰りで埼玉へ。ばあちゃんとお別れをしてきました。
大変な時代を生き抜いて、たくさん苦労をしてきたせいか
昔から安定志向が強く、「公務員になれ」と。
ついに子や孫たちは誰一人とも公務員にはなりませんでしが。
元気だったころは腹たったときは心の中で10数えろとか、よく説教されました。
母親に聞いて思い出しましたが、最後に会った今年の正月、もうほとんどしゃべらなくなった
ばあちゃんが久しぶりに再会した僕に握手しながら「危ない橋は渡るな」と。
農業は危ない橋かそうでないか…?
公務員のような安定型からすれば危ない橋かもしれませんが、食物を生産するという
見方からすれば、これほど安心な仕事もないと思います。
ばあちゃんはまだまだ安心できないかもしれませんが、危ない橋にならないような農業を目指したいです。
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