旧十一月十六日
「農家の労務管理」というスキルアップセミナーへ参加してしました。
講師は農文協から「農家・法人の労務管理」の著者である福島邦子氏・福島公夫氏です。
正社員、パートに関わらず人を一人でも雇ったら労務管理の義務が雇用主には発生します。
その辺のことに全く無知だったので、とてもよい機会になりました。
法律なので、知らないよりは知っている方がいいに決まっています。
でもそこへつけ込んだり、解釈を曲げたり、さまざまな事例を聞く中で雇う側目線なのか、雇われる側目線なのかで
大きな温度差が出てきてしまうということ。
最近問題の使い捨て企業や、逆に誠意なく権利だけを主張する労働者など…
本来、働くとこは権利や義務を主張することではなく、お互い様の関係だと思うのです。
どっちがえらいとか、大変とかそういうことではなく、一つの事業を成し遂げるためにそこへ関わる全ての人がその人の立場で協力する。
その結果、対価として給料や収入があるということだと思います。
今回のセミナーで得た知識をそのまま雇用主、労働者へ当て込むことは自分のなかには違和感が残りました。
一番大切にしていきたいことは、ともに仕事をしていく仲間との信頼関係をいかに築いていけるか?に尽きるということです。
今年もそうでしたが、来年はさらに畑の規模が大きくなる予定なので、スタッフなしでは本当にどうにもできません。
そういう意味でも今回のセミナーは自分と向き合うとてもいい機会になりました。
主催のPALネットながのの皆さま、ありがとうございました。
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